
伽夜
これでもまだ動いています
|
不思議だ。
伽夜はガリガリにやせ衰えてもう肉はほとんど無くなったし、食事もわずかしか食べない。獣医ももう点滴以外には手の施しようがないような状態だ。それでも伽夜はまだケージ内を歩き回っては、換気穴から顔をだして遊んだり、水入れの水をかき出したり、持ち手の穴に向かって立ち上がったり、さらにはジャンプして見せたりと、動き回っている。このエネルギーはどこから来ているのだ?
ある程度覚悟は決めている。もう春は迎えられないだろうし、その日は遠くはないはずだ。でも伽夜はそんなそぶりも見せずに動き回っている。
そんな伽夜に少しでも応えるべく、食事を給仕するが、嫌がって食べない。強制給餌しようとしても、もの凄い力で拒絶する。それほど嫌がるなら無理にはあげないけど、その力がどこから出ているのか、それも不思議だ。
|